今、近所を歩いているとヤマノイモの仲間が花と実をつけています。
これはオニドコロの雄花です。
ヤマノイモの仲間は、雄株と雌株がある雌雄異株です。
雄花はたくさん花粉を飛ばしたいので花が盛りだくさんについています。
花がパラパラとしかついていないとしたら、それは雌花です。
雌花をたくさんつけて実がたくさんなると、その実を大きくするのはたくさんのエネルギーがいるので、雌花はいつも雄花より少なめです。
少し大きくなるとこんな感じ。
まだ花の残りが実の先についています
そして実が育ってくるとこんな風になります
秋が深まると緑の実は茶色になり、乾燥してばらけた種は翼をつけて風にとばされていきます。
種は目立つのでよく見るけれど、タネの赤ちゃんもかわいいので、ぜひ気が付いたら見てくださいな
同じヤマノイモ科でもこのオニドコロやタチドコロ、ヒメドコロはおイモは苦くて食べられないようです。
ヤマノイモに似ているけれど、残念ながら掘っても無駄骨に終わりますから気を付けてくださいね。
葉っぱが対生だったら、おイモがあたります。
互生だったら、がっかり。
他にもよ~く見てみると、花も実も違いますよ。
今が観察するには一番の時期で~す