アサギマダラはきれいな蝶で、南方から遠く旅をして日本にやって来ることで有名ですが、日本の平地で冬越しする者もいます。
キジョランを食草として育ちます。
キジョランの葉にたくさんの丸い穴が開いています
その丸い穴の周りは白くなっています。
良く見ると小さい幼虫が2匹いますね
何とこの寒い時期なのに、アサギマダラは幼虫で冬越しをしています
キジョランの葉を食べることでその毒を取り込んで、成虫になっても毒性を蓄えて外敵から食べられないようにしています。
でも小さい幼虫は、その毒にやられないように、まず葉っぱを丸く傷つけて白い液を出してから、その内側の毒が薄まったところを食べるのだそうです!
だから、円形に穴が開いていてその周りが白くなっているのだそうです。
気をつけていると、いたるところに丸い穴の開いたキジョランとアサギマダラの幼虫がいました。
おもしろくて、丸い穴の開いたキジョランを見つける度に裏返して幼虫を確認してしまいました
(2018・02.09)