国の天然記念物に指定されている大きな木です。
樹皮がはがれて部分的に絶えず剥がれ落ちる様子が、
ばくち打ちがばくちに負けて身ぐるみはがされているようだ、
ということでバクチノキ(別名ビランジュ)と言われます。
赤い色合いの樹皮は遠くからも良く目立ちます。
ちょうど実がなっていて、木の下にたくさんアオキの実のような緑色の実が落ちていました。
足元にはシダ植物のマツバランが生えていました。
足場が悪くて不安定なところですが、もしこの早川のバクチノキを見に行く機会があったら、近くまで行ってマツバランも見てくださいな。
希少種です。 (2018・02・10)