本はきりがないのでなるべく買うまいと思っているのですが、先日多田多恵子先生お勧めという帯にひかれて、ダニエル・チャモヴィッツ著「植物はそこまで知っている」という本を買いました。
視覚、聴覚,臭覚、触覚、位置感覚、・・・そして記憶 とあります。
えっ うそ
植物に神経があるはずがない、記憶するなんて脳がないでしょう・・・・・・・?
本を読めばわかるのですが、例えば
光を感じて明るい方へ茎を伸ばす 日の長さを感じて花を咲かせる
ものに触れたのを感じて蔓を絡まらせる 食虫植物は虫が触れると葉を閉じる
虫に食べられると香りを出して他に知らせる そして食べられていない葉も虫を寄せつけない物質を作り出す などなど
動けない植物が、どのように生きていく術を身につけているのかがよくわかる本で、とても興味深かったです
随時「植物の話」コーナーで紹介しましょう。