箱根園芸福祉の森を歩いていたら、ギンリョウソウの花に出会いました。
別名ユウレイタケ。真っ白で丸でシモバシラが変な形になって生えているようです。
これって植物????
葉っぱも茎も花びらも白・・・・・。
箱根園芸福祉の森の方たちは初めて見たということで、大騒ぎ
持ち帰って観察することにしました。
花にはちゃんとめしべもおしべもありました。
黄色く見えるのがおしべです。花粉をつけています。青く見えるのがめしべ。虫に手伝ってもらって受粉して、実もつけるようです。
では、葉緑素を持たないのにどうやって栄養をもらっているの?資料によると、ベニタケ属の菌類に寄生していて、その菌類からエネルギーを得ているとのこと。その菌類は、共生する樹木が光合成で作りだしたエネルギーをもらっている、というからややこしい。
つまり、ギンリョウソウはちゃっかり者というわけ。
またまたおもしろい植物の世界を知りました