秋の赤い実たち

山は秋色になり、もう冬支度にかかっています。

木々は鳥たちに実を食べてもらおうと赤い実をならせています。朝霧高原マユミの実1

    マユミの赤い実が青い空に映えてとてもきれい。良く目立ちますsign01

薄い紅色の皮に包まれた種子が顔を出すとこんなにきれい・・shine

朝霧高原マユミ実.JPG

 

ニシキギ科の植物には、ほとんどこんな風にきれいな実がなります。

マユミの他に ニシキギツリバナマサキツルウメモドキ・・・・などなど。朝霧高原ソヨゴの実

 

      あちらの木にも赤い実が。

      こちらはモチノキ科ソヨゴです。

モチノキ科の植物も多くが赤い実をならせます。

モチノキアオハダウメモドキクロガネモチ、クリスマスホーリーの名があるセイヨウヒイラギ・・・などなど。

朝霧高原ノバラ実

朝霧高原テンナンショウ実.JPG

 

ノバラの実も沢山なっていました。

茎には痛いとげがたくさんついていますが、実は食べてくださいとばかりに枝から飛び出しています。

 

 

赤い実は木になってばかりいるわけではありません。

これはテンナンショウの実です。

重たくなった実を支えきれず、あちらこちらに倒れていました。

 

こんなきれいな色の実もあります。朝霧高原ムラサキシキブ実.JPG

ムラサキシキブの実です。なんて素敵な名前の木でしょう。

鳥は赤が良く見えると言います。だから鳥に食べてもらいたい実は赤い色をしています。

では紫は?鳥には赤っぽく見えているのかもしれません。

これらの木々は葉を落としても実をならせ続けます。

自分で動けない植物は鳥に種を運んでもらい、自分の子孫をあちらこちらに残そうとしているのです。

 

朝霧高原アブラチャン冬芽

もうすでに来年のつぼみをいっぱいに膨らませている木がありました。

アブラチャンのつぼみです。

まあるく膨れたつぼみがかわいいこと!

朝霧高原ノギクと虫

春先、葉を展開する前に小さい黄緑色の花を咲かせます。

クスノキ科なので茎がいい香りです。

  

 

                虫たちは温かい日差しのあるうちに一生懸命花粉をもらおうとしています。            

IMG_3789.JPG

 

              

こちらではチョウチョがひなたぼっこしています。

 

 

とてものどかなひと時でしたhappy01