山は秋色になり、もう冬支度にかかっています。
マユミの赤い実が青い空に映えてとてもきれい。良く目立ちます
薄い紅色の皮に包まれた種子が顔を出すとこんなにきれい・・。
ニシキギ科の植物には、ほとんどこんな風にきれいな実がなります。
マユミの他に ニシキギ、ツリバナ、マサキ、ツルウメモドキ・・・・などなど。
あちらの木にも赤い実が。
こちらはモチノキ科のソヨゴです。
モチノキ科の植物も多くが赤い実をならせます。
モチノキ、アオハダ、ウメモドキ、クロガネモチ、クリスマスホーリーの名があるセイヨウヒイラギ・・・などなど。
ノバラの実も沢山なっていました。
茎には痛いとげがたくさんついていますが、実は食べてくださいとばかりに枝から飛び出しています。
赤い実は木になってばかりいるわけではありません。
これはテンナンショウの実です。
重たくなった実を支えきれず、あちらこちらに倒れていました。
ムラサキシキブの実です。なんて素敵な名前の木でしょう。
鳥は赤が良く見えると言います。だから鳥に食べてもらいたい実は赤い色をしています。
では紫は?鳥には赤っぽく見えているのかもしれません。
これらの木々は葉を落としても実をならせ続けます。
自分で動けない植物は鳥に種を運んでもらい、自分の子孫をあちらこちらに残そうとしているのです。
もうすでに来年のつぼみをいっぱいに膨らませている木がありました。
アブラチャンのつぼみです。
まあるく膨れたつぼみがかわいいこと!
春先、葉を展開する前に小さい黄緑色の花を咲かせます。
クスノキ科なので茎がいい香りです。
虫たちは温かい日差しのあるうちに一生懸命花粉をもらおうとしています。
こちらではチョウチョがひなたぼっこしています。
とてものどかなひと時でした