今、山にはいろいろなアザミの花がたくさん咲いています。
そして、そこには多くの虫たちが訪れています🦋
虫たちは花粉や蜜を目当てに飛んできます。
チョウはゆっくりと羽を広げながら蜜を吸っています。
ハチやアブは忙しく花の上を動き回っています。
そして、アザミは花粉や蜜を餌にして虫たちを引き寄せ、虫に花粉を運んでもらいます。
ほら、アザミの上には白い花粉がいっぱい出ています。
よーく見るとなんてきれいなのでしょう✨
アザミの花粉の出かたは巧妙で、虫が来るとその刺激で雌しべと雄しべが連携して花粉を押し出します。せっかく作った花粉を無駄にしないように、花粉を運んでくれる虫が来た時に花粉が出る仕組みになっているのです。
自分で動けない植物は、何とか虫や風などを利用して雑種を作って種を残そうとしているのです。
そんな仕組みを知るたびに、「自然ってすごいな‼」と感心します。