このちょっと変わった形の実はコクサギの実です。
コクサギはその名の通り、香りがします。臭いかどうかは聞いてみると人それぞれです。
この実を置いておくとパンパン家の中ではじけて面白いというので観察してみることにしました
そうすると・・・・!
こんな風に皮が開き、中にもう一つ皮がありました。実を押し開いているようです。
よーく見るとこんなです。
中にはきらきら光る黒い種が納まっています。
これが飛ばされる・・・・?
夜になって静かな時になにやら音がしましたああああ
家の中がやけに散らかっていると思ったら、コクサギの仕業!
黒い種と中にある皮が飛んで散らかっていました。
中の皮は硬く、この反発力で種が飛ぶようです。
びっくりです。
結構な距離飛んでいます。
図鑑によると、飛ぶ瞬間は危ないので、目を近づけないように、とあります。
でも、この種がはじける瞬間を見たいと、じっと目を凝らして見ていたのに、何故かよそを向いたときにパチンと音がします。振り返ると時すでに遅し。いつの間にか家のすべての種が飛び出していました
残念ですが、この瞬間は来年まで持ち越しです。
でも、ワクワク楽しいひと時でした
ちなみにコクサギ型葉序という言葉がありますが、これはコクサギの葉の展開の仕方が特別なので出来た言葉です。