先日行った夢の島には熱帯植物園もあります。
枯れた枝に何やら虫のようなものが・・・・。
実はこれオーストラリアなどに自生するブラシノキのタネです。
花が瓶を洗うブラシのような形をしているのでこのような名前がつきました。英名はその名の通り、Bottlebrushです。
山火事の多いオーストリアでは、火事になると実を開いて中の種を飛ばす仕組みになっています。
火事が起こるまでずっと待っているわけで、何年も枝に種を付けたままです。
次の写真はウチワサボテンの実です。こぶのようにサボテンの葉っぱの先についたオレンジ色の種はよく熟しているようです。
ぬるぬるしたゼリー状のものに包まれています。
甘い香りも・・・。
このサボテンの実は食用で、サラダに入れたりジュースにしたりするそうです。
メキシコではいろいろな色の実が屋台で売られているようです。
何と!ドラゴンフルーツもサボテンだったとは・・・!!! これはヒモサボテン属で、幅のあるひも状の葉っぱに花が咲き、実がなります。
寒さが苦手なだけで意外と栽培しやすいらしいです。でもどんどん大きくなって自立しないので、支柱が必要です。
他にも赤いコーヒーノキの実がきれいだったり、
バナナの茎に見えるのは偽茎で、葉っぱは根元から出ています。実をならせるとその株は枯れてしまい、また次の株をしたから伸ばします。
日本で栽培しているものはその姿を見ることができますが、
熱帯で栽培されている植物の姿は見ることがないので、是非熱帯植物園へ。
熱帯の植物は想像を超えるものが多く、不思議で面白かったです。
番外編1
外の公園に植えられたトチがたくさん実を落としていました。
クリによく似ていますが、イガはなく、固い殻に包まれた種は一つしか入っていません。
ツルツルした果皮はとてもきれいでした。
番外編2
温室の外に出てみるとそこはヨットハーバーでした。
ちょっと異国情緒で素敵でした。
こんなところが東京の一角にあるとは知らなかったと、みんなびっくりでした。