ジンチョウゲ・ミツマタ・オニシバリはファミリー

そこここでジンチョウゲのいい香りがしていますnoteジンチョウゲ花のサムネール画像

ご近所のIさんからお花をいただきました。

山ではミツマタの花も咲き始めていますnote

下向きに咲いているのでお花を見るときは是非下から覗いてくださいなupwardleft

あ~らお花の形がそっくりsign03ミツマタ花

丸い形でお花がまとまって咲いていて、花びらのように見えるガクがどちらも4枚、一つ一つの花もよく似ています。色違いですね。

もう一つ、山でジンチョウゲの仲間のオニシバリに出会いました。オニシバリ雄花

オニシバリ雌花

 

花の形は同じです。

みんなジンチョウゲ科の植物です。

オニシバリは花の付き方が違いますが、ジンチョウゲのようにいい香りがします。

こちらは雌雄異株で、左は花粉が出るおしべを持つ雄株、左はおしべの痕跡は見えるのですが、花粉を出さない雌花です。雌花の方が少し小さいようです。

ジンチョウゲミツマタも日本原産ではありませんが、ミツマタは結構山で増えていますbearing

シカに食べられて下草類がほとんどなくなってしまったところにミツマタオニシバリは残っていました。どちらもシカにとっては毒なのでしょうか? 他に残っていたのは、シダ類のオオバノイノモトソウだけでした。

ミツマタは枝がいつも3つに分かれるので、その名をミツマタオニシバリは鬼がしばれるように柔らかい枝なのでオニシバリ、あるいは夏には葉を落とすのでナツボウズといいます。

まだまだ寒いけれど、季節は確実に進んでいることを感じましたtulip             (2015・03・16)