秋の山は赤い実がたくさん

今、山は赤い実が目立ちます。

鳥に食べてもらおうときれいな赤い実をならせた木々。

よ~く見ると形や実のならせ方はウメモドキ実1.jpgはさまざま。

 

アオハダ実.jpg左の写真はウメモドキ、右はアオハダの実です。

どちらも赤い実を葉腋にたくさんつけています。

庭に植えられるモチノキの仲間。

 

 

ツリバナ実.jpg

 

これはツリバナの実です。

コマユミ実.jpg

そしてコマユミの実。

どちらも実が下を向いて垂れ下がり、裂開した皮にくっついています。

ツリバナは皮の先端についていますよ。かわいい~heart04

ニシキギ科の実はどれもきれいです。マユミが有名ですね。

他には・・・・・

コナシ実.jpg

ズミ、別名コナシ。上高地のコナシ平の名前はこのコナシから。

エゴノキ実.jpg

 

エゴノキ

白い花が咲いたときも見事だけれど、青い実もかわいいですheart01

もう少しすると果皮がむけて茶色い種がむき出しになります。

賢いヤマガラに食べてくださいというサイン。

ヤマガラは大好物のエゴの実を、時には枝から落としてしまったり、食べきれないものを地面に埋めたりするそうです。そして、埋めたのも忘れてしまい、ヤマガラに食べられずに済んだエゴノキは芽をだすのだそう。ここでも動物と植物の関係がありました。

ガマズミ

エゴノキの語源はこの実の皮がえぐいsadからとか。

サポニンが含まれているので、果皮をすりつぶすと泡が立って石鹸代わりにも・・。

 

最後はきれいなガマズミの写真を。

これは箱根ビジターセンター前に植えられたガマズミの実です。

もしかしたら園芸種かもしれません。

写真にはありませんが、ヤマボウシもたくさんの実をつけていました。

もちろん、実をつけているということは、必ず花が咲いたということですよ。

お忘れなくsign01